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vol.041 滝沢 梢

    滝沢 梢 【シェアアトリエ asto】

    きらり~あの人この人~ vol.041

     

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     十日町市出身。40歳。100年続く織物製品卸業 ㈲滝長商店の4代目・代表取締役。
     自社倉庫(袋町西91番地1・十日町高校グラウンド前)の2階を改装しアーティストの活動拠点
     となる、会員制のシェアアトリエ「asto」をオープン。




    「何かモノを創り出す場所を作りたい」という想い

    ― シェアアトリエ「asto」をOPENするに至った経緯を教えてください。

    滝沢(以下、滝) 十日町市にUターンした当時(23歳)から、倉庫の2階が空き家になっていたことがずっと気になっていて、何かしなくちゃと思っていたんです。
     2015年の「大地の芸術祭」の時に、倉庫の空きスペースをミュージックビデオの撮影場所として、アーティストに貸したことがあって、その時に、この場所からアートであったり、何か新しくて美しいものが生まれたら良いなとすごく感じて「何かモノを創り出す場所を作りたい」という想いが芽生えてきました。

    ― 倉庫とは思えないオシャレな空間ですね。

    滝 改装するにあたり設計や空間デザインを、松代で「山ノ家カフェ&ドミトリー」を運営する「gift_」のお二人にお願いしました。倉庫は築約50年くらいなんですが、お二人も「古いものを活かしながら新しいものを作る」ことをずっとやっていらっしゃった方で、「家業が持っている歴史を次につなげていきたい」という私の強い想いもあり、お互いの気持ちがマッチして形になりました。
     ギャラリーとして作品の展示販売も行います。地域の産業と連携して、新たなグッズの企画販売も目指しています。

    ― 個々のアトリエスペースについて教えてください。

    滝 2・2~4・2平方メートルのスペースが9部屋。冷暖房、高速Wi-Fiも完備しています。アトリエは例えば、画家の方が絵を描くとか、アーティストがものづくりをする空間という使い方の他にも、今だと副業や仕事以外に自分の好きなことを商売にできる環境があるので、例えばネットで自分が作ったものを販売したりとか、個人的に自分の好きなことを仕事にしたい人たちの環境を作りたい、そういう意味でのアトリエです。小さいオフィスとして事業を始めたい人にも使ってほしいです。

    ― 共有スペースはゆったりしていて、キッチンは新しいですね。

    滝 共有スペースは皆さんで一緒に使うラウンジという位置づけになっていて、例えばカフェみたいに好きな事をする空間として使ってほしいですね。テーブルやイスも空いている場所を好きに使ってもらって、読書したりパソコンで仕事したり、思い思いに使っていただけたらと思っています。
     キッチンはカッコよくしたくて、がんばって良いものにしました。astoを使う人たちが、ご飯を食べたりできるような機能を持たせました。電子レンジやオーブン、コーヒーメーカーもあって、くつろげるようにしたいと思いました。やっぱり何かを創り出す人は、ずっと創る事に集中していたいだろうなと思って、ちょっとお腹が空いた時に、パッとキッチンで食事を作って作業に戻れるような環境にしたかったんです。

    ― 月々の利用料金がリーズナブルですね。

    滝 とにかくここに人が居ることが最大の価値になると思うので、最初のハードルは低くしておきたいです。

    ― 何かを作る人たちが集まって、お互い刺激し合える。良い環境ですね。

    滝 同じようにがんばっている人が近くにいるというのは、いい緊張感にもなります。「あの人ががんばっているから、私もがんばろう」と思えて、お互いに高め合えるというか、やっぱり1人だとどうしても誰も見ていないと怠けちゃったりとかすることが多いと思うんですけれど、人と触れ合うことで得られるエネルギーを感じながら、創作活動をしてもらえたらうれしいです。

    ■Information
     利用料はシェアアトリエ16,000円~22,000円(共益費3,000円)。
     ラウンジのみの利用は3,000円。全て月額。
     利用可能時間は10:00~19:00。+1,000円で24時間使用可能。
     問合せは090-4722-9276(滝沢)。

    (2018年10月取材)





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