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vol.036 FC.Artista U-15

    FC.Artista U-15 2017年度新潟県1部リーグ優勝、高円宮杯2017年度新潟県U-15・1部リーグ優勝】

    きらり~あの人この人~ vol.036

     

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     代表兼U-15チーム監督の渡辺芳広氏(51歳)が2000年に十日町市で中学生チームとして立ち上げる。
     現在は魚沼地域全域から集まる。U-12チーム(幼児~小6まで)と合わせ約120人の選手が在籍。
     2017年度新潟県1部リーグ優勝、高円宮杯2017年度新潟県U-15・1部リーグ優勝。渡辺代表に取材した。




    目指しているのは地域のクラブ。末永くこの地に残るチームにしたい。

    ― 高円宮杯2017年度新潟県U-15・1部リーグ優勝おめでとうございます。

    渡辺(以下、渡) ありがとうございます。全体では120から140チームくらいあると思いますが、1部リーグは10チームです。他のチームが強くて今まで優勝できなかったのですが、ようやく優勝できました。

    ― 高円宮杯について教えてください。

    渡 レギュレーションが変わって出場できるチームは少ないのですが、11月11日に行われる高円宮杯北信越大会は北信越リーグ5県の1部優勝チーム、1部の2位と3位、そして北信越リーグ2部の1位チームの、計8チームで優勝を争います。

    ― FCアルティスタについて教えてください。

    渡 U-15は十日町市を中心に津南町、南魚沼市、魚沼市、湯沢町、全部で15~17校くらいの中学校から集まっている53名のクラブです。それからU-12の小学生チームがあります。小学生は65名くらいで、全体だと選手が約120人所属しています。中学生は私が監督で、小学生は西野という者が監督をやっています。

    ― FCアルティスタの創立は何年ですか。

    渡 FCアルティスタの創立前、私が川治FCという小学生のチームをやっていたのですが、中学生チームを創ることになり、FCアルティスタを2000年に立ち上げました。最初は市内の中学生が中心だったのですが、小学生チームも創りました。
     今は少子化の影響もあって地域だけではなかなか選手が集まらない。それとサッカー部が無い中学校が多いですね。いろいろ規制があってサッカーができる場所も少ない。チーム、場所、環境、そもそも子どもたちがサッカーをやりたくてもやれない。
     中学生以下のクラブチームは、近くだと小千谷や長岡にもありますが、南魚沼や湯沢の子どもたちはなかなか通えませんので、FCアルティスタに集まって来るのではないかと思います。

    ― 20年近い歴史がありますね。

    渡 立ち上げ当時は中学生16人でした。この5年くらいは毎年20人くらいコンスタントに入っています。チーム成績は2009年の北信越大会出場が最高で、今回で2回目です。
     でも全国大会になると、出場してくるのがJリーグの下部チームなので、そこから先はかなり頑張らないといけないです。

    ― 何歳から入団できるのでしょうか。

    渡 U-15は中学生ですが、来年を見越して小学校6年生の子どもにも来てもらっています。U-12は年中さんくらいから来ているかな。幼い頃から来てらうと選手として伸びシロもあると思います。

    ― OBで活躍している選手はいますか。

    渡 現在は大学生になっている塩沢出身の子が、かつてU-15日本代表に選ばれたことがあります。国際大会で得点したんじゃないかな。

    ― FCアルティスタに入るにはどうしたら良いですか。

    渡 「入りたい」と言ってくれたらすぐに入れますよ(笑)。ただ、レギュラーになれるかどうかは一生懸命やってもらって、それからの話となります。

    ― FCアルティスタが目指しているサッカーを教えてください。

    渡 自分で自主的にやっていける選手というのがベストだと思います。こちらから何か言われてから動くようではまだまだです。私と対立する選手もいますが、そんなことをしながら伸びていってもらえればと思います。
     戦術的には、今年に限っては良く守って少ない失点でしのぐチームです。今シーズンは1試合当たり平均1点以下の失点です。かなり守備力がありますし、全員が守備の意識を高く持っています。

    ― 新潟県1部リーグ優勝についての感想を教えてください。

    渡 正直よく優勝できたなと思います。2009年に1度優勝しているのですが、その時はU-15日本代表選手がいました。今年は新潟県代表の選手もいませんのでかなり厳しい状況でしたが、チームの総合力で勝つことができました。本当に選手が頑張ってくれました。
     小学生チームですと個人技のすごいスーパースターが1人いると、1人でボールを持って行ってゴールを決めて勝ってしまうことがありますが、中学になるとなかなかできません。チームとしてサッカーを楽しみながら勝てるようになると、また違うかなと思います。

    ― 北信越大会の意気込みを。

    渡 ウワサではかなり強いチームと1回戦を戦うようですが、なかなか戦う機会がありませんし楽しみです。勝ち抜けば全国大会です。

    ― 胸を借りるような気持ちでしょうか。

    渡 いや、貸してやろうかと(爆笑)。強いチームは勝たないといけないプレッシャーがありますから。うちのチームは気楽にと言ってはいけませんが、プレッシャーなく戦えます。

    ― 選手たちにはFCアルティスタで経験した事を、どんなふうに人生に活かしてほしいですか。

    渡 非常に難しい質問ですね。人生も人それぞれだと思いますが、人に言われてからやっているようでは楽しくないと思いますし、自分で自分の人生を切り開いていけるような大人になってほしいです。

    ― 目標、夢を教えてください。

    渡 とりあえず北信越の2部リーグ参入と、高円宮杯北信越大会というのもありますが、U-15チームにはたくさんの6年生に入ってほしいです。
     目指しているのは地域のクラブですね。十日町市を中心に魚沼地域に根付いたクラブチームとして活動できたらいいですね。末永くこの地に残るチームにしたいです。FCアルティスタと言えば「あぁ、あの十日町市のチームね」と言われるようになりたいです。

    (2017年10月取材)





    ORADOKOマガジン 2017年12-1月号掲載

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