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vol.035 水落 亮太

    水落 亮太 プロスキーヤー・ナショナルデモンストレーター】

    きらり~あの人この人~ vol.035

     

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     38歳。十日町市出身、在住。プロスキーヤー。両親の影響で幼少からアルペンスキーを始める。
     中条中卒業後スキー競技の強豪・長野県立飯山南高校を経て近畿大学へ進学。
     全国大会、インターハイ出場。大学卒業後2003年から全日本スキー技術選手権大会で毎年入賞し、
     2006年に国内で25人しかいないアルペンスキー指導者の最高位「ナショナルデモンストレーター」に
     認定され現在6期目。




    地元の十日町でスキーの仕事をしたかった。

    ― アルペンスキーに出会ったきっかけと、進学の経緯を教えてください。

    水落(以下、水) あまり覚えていませんが、両親がスキーをやっていて4歳くらいから始めたように記憶しています。中学時代に全国大会に出場して「もっと上を目指したい」と思い、スキーが強い長野県立飯山南高校を選びました。
     当時はアルペン、ジャンプ、ノルディックを合わせてスキー部だけで部員が100人くらいいました。近畿大学にもスキーをするために行きました。今の近畿大学は僕らの頃と違って、スキーよりマグロの完全養殖で有名です(笑)。

    ― 「ナショナルデモンストレーター」はどういう資格ですか。

    水 ナショナルデモンストレーターは資格ではなく、毎年行われる全日本スキー技術大会の入賞者から2年に1回認定されるものです。現在全国に男性20人、女性5人のナショナルデモンストレーターがいて、スキー技術の普及やスキーの発展につながる様々な活動をしています。
     例えば全国にスキー指導員の資格を持っている方がいますが、2年に1回、研修を受けないといけません。各都道府県には、その指導員に教える立場の先生もいるのですが、ナショナルデモンストレーターは特別講師としてシーズン前に各都道府県の先生に実技指導をしたり、時には直接指導員や一般の方の指導をすることもあります。

    ― プロスキーヤーになった感想は。

    水 地元の十日町でスキーの仕事をしたかったので卒業後すぐに帰ってきました。大学を卒業すると競技者としての限界が見えます。でも「やっぱりスキーを続けていきたい」という気持ちが強くて、全日本スキー技術選手権大会に出るようになりました。
     2003年から出場して、2006年にナショナルデモンストレーターに認定していただき現在6期目ですが、まわりの人たちにすごく助けられて今があると思います。できればもっと、若いスキーヤーからこういう職業に就いてもらいたいです。

    ― 普段はどんなお仕事をされていますか。

    水 冬場はGARA湯沢スキー場でインストラクターをしながら様々な活動をしています。夏場はスキーメーカーで展示会をまわったり、雪のない「プラスノー」と言ってプラスチック製のブラシマットを敷いた人工スキー場でレッスンをしています。

    ― スキー以外の趣味はありますか。

    水 サーフィンとゴルフです。サーフィンは県内だと柏崎か上越の海です。ただあまり波がないので、千葉県とか太平洋側まで行くこともあります。千葉は波がいいですね。近畿大学は関西なので、伊勢志摩とかにポイントがあってよく行っていました。
     ゴルフは、始めた時より少しマシになってきた程度です(笑)。動いているのが好きで、常に動いていますね。

    ― 水落さんにとってスキーの魅力はなんでしょうか。

    水 やっぱり、大自然の中で滑ること。特に晴れた日は最高に気持ちいいですよね。ピシっと締まったゲレンデを、風を切って滑るっていうのは最高です。

    ― 十日町市や津南町でスキーをやっている子どもたちにアドバイスを。

    水 簡単に言うと「目標を持ってしっかり努力をする」ことが絶対に大事だと思います。ただ疲れることもあるので、メリハリをつけて休む時は休む、トレーニングをする時はトレーニングをする。ずっと頑張り続けても続かないと思いますので、メリハリをつけることが大切です。

    ― 奥様の育美さんは秋田県出身で、やはりデモンストレーターだったとか。

    水 彼女もスキーをやっていまして、現役時代は僕より成績が良かったんですよ。たまたまナショナルデモンストレーターの初認定が同じで同期なんです。今は現役を引退して、川西の「千年の湯」の道を挟んだ前にある「賑わい空間千年の市」で、今年から『プルクレネイル』というネイルサロンをやっています(P13参照)。
     僕はどちらかというと、自分から行動するというよりも1つの事をずっとやるタイプなんですけど、彼女はいろんなことを自分で提案して実行する性格なので、彼女と出会って僕も積極的に行動するようになりました。
     美味しいものを食べてお酒をのむことが一番楽しいので、将来はスキーをしながら料理屋をやってみたいですね。

    ― いつも支えてくださる奥様に感謝の言葉を。

    水 いつもありがとうございます(笑)。


    (2017年9月取材)





    ORADOKOマガジン 2017年10-11月号掲載

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