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vol.019 西野 健一

    西野 健一 【元漫才師・ミジッョト店主】

    きらり~あの人この人~ vol.019

    テレビでおニャン子クラブやとんねるずを観たら「俺も田舎でくすぶっている場合じゃない」って思いました。

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     元漫才師。MANZAI-Cのコンビ名でフジテレビ「ボキャブラ天国」にレギュラー出演。人気芸人となる。
     現在は高田町通りで「ペットのモノ、ヒトのモノ ミジョット」を経営。エフエムとおかまち「妻有ROCK笑」パーソナリティー




    俺も田舎でくすぶっている場合じゃない

    ―十日町高校在学中に家出をして漫才師を目指したそうですが、東京にあてはあったのですか?

    西野(以下 西)何もないですね。親戚は関東にいましたが、別に親戚を頼るわけでもなく。突き動かされるように東京に行きました。年代的に80年代のテレビが黄金時代で、高校1年の時に「夕やけニャンニャン」という番組が始まって。テレビでおニャン子クラブやとんねるずを観たら「俺も田舎でくすぶっている場合じゃない」って思いました。特にビートたけしが好きで、芸人になりたくて東京に行きました。

    ―あてもお金も無く東京に行って、どうやって漫才師になったのですか?

    西 バブルの頃でアルバイトがいっぱいあって、アルバイト募集雑誌で劇団員募集っていうのがあったんです。「走れメロス」とか「裸の王様」なんかを学校で上演するような劇団でしたが、そこで漫才をやりたいってヤツと出会って漫才を始めました。

    ―それが後の漫才コンビMANZAI-Cですか?

    西 最初のコンビを解散して1人でイベントの司会なんかをしていた頃に、後の相方が「コンビを組もう」って声をかけてくれて、MANZAI-Cを組みました。

    ―タモリさんのボキャプラ天国のレギュラーになった経緯は?

    西 事務所から独立して個人事務所を作ったら、大手プロダクションから「うちに入ったらタモリのボキャプラ天国に出られるよ」みたいな感じで誘いがあったんです。「ちょっとネタ見せに行ってごらん」って言われてネタ見せに行ったら、あれよあれよっていう間に出演が決まって、結局大手プロダクションに入らなくてもレギュラーになれました。


     

      親孝行の真似事をしてやろうと思って。

    ―そんな売れっ子芸人の西野さんがどうして十日町市にUターンを?

    西 36歳か37歳の時にお袋がパーキンソン病になったと聞いて。男3人兄弟ったんですけど3人とも家を出ていて、誰かがお袋の面倒見なきゃいけないぞって。家出同然だったのでほとんど家に帰っていなかったのですが、俺は今まで好き放題やってきたし、そろそろ十日町に帰って最後にお袋に親孝行の真似事をしてやろうと思って41歳くらいの時に帰ってきました。

    ―どういう理由で店(ミジョット)を開店したのですか?

    十日町へ帰って来て最初に思ったのが犬を散歩させている人がメチャメチャ多いってことです。そこでペット用品店が無いことに気づきました。それがミジョット開店のキッカケです。

    ―帰って来てすぐにミジョットをオープンさせたのですか?

    漫才師を辞めて介護福祉士の資格を取ってこっち来たので、最初は十日町に小規模デイサービスの施設を自分で作ろうとしたのですがなかなか上手くいかず。市内の介護施設で働いていました。そしたら親父が認知症になってしまい、妻1人ではお袋と親父の介護は無理だから、俺も一緒に介護をするには勤め人では無理だと思って。

    ―勤めていたら時間に縛られますもんね。

    西 はい。会社勤めだと自分の時間のコントロールは無理だから自営業を始めるかと思ってミジョットを開店したのです。

    -どうしてミジョットではペット用品だけでなく。人が使うバックや洋服も一緒に販売しているのですか?

    西 ペット用品だけだとビックリするくらい儲かんないです(笑)そこでバックだとか洋服も扱うことにしました。

    ―ミジョット始めて何年になりましたか?

    西 4年目に入りました。で、本当は周年で言うと、今年の7月で3周年だったんですけど、俺、去年が3周年だと思って、3周年大感謝祭セールって去年やたんです。それが間違いっだったってことに最近気が付きました(笑)


    ―西野さんはラジオのイメージと違って(笑)お客様のペットに関する相談に真剣にのっていたり、お葉書を直筆で書いたりしていますね。

    西 (笑)そうですね。俺は細かい人間なんで。それが本当の俺なんですよ。お客さんのペットに関する悩みに答えるために必死で勉強しています。STAP細胞で有名になったネーチャー電子版のメルマガを購読しています。犬猫のコーナーとか犬猫の論文も読んでいます。





    ORADOKOマガジン 2014年8-9月号掲載

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